当苑は2006年9月1日に職員38名で開苑した介護老人保健施設です。当初から介護保険認定を受けておられる高齢の方に、医師の管理のもと看護・介護・リハビリテーションをご提供し、早期にご自宅復帰が実現できるように支援してまいりました。

2017年には介護保険法の改正があり、在宅療養支援を担う施設であることが明文化されました。以前から、ご自宅への早期の復帰を援助させていただくために、日常生活の援助や医療ケアの充実、リハビリテーション領域の充実などを目指し、職員の増員に努めておりましたが、改正後には看護師13名、介護士42名、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が9名となりました。

また介護支援専門員(ケアマネージャー)や支援相談員、管理栄養士と調理師、薬剤師、さらに現場スタッフを支える事務職員、通所者の送迎を担う運転手などの増員充実も図り、2022年2月現在、職員数は80名を超える大所帯となっています。

これらの職員が一丸となり、入所中の方々ばかりではなく、短期入所ご利用者様や通所部門のご利用者様たちが、安定された日常生活を送られますように退所後の支援も継続しております。

一方、最近はターミナルケア(終末期看護)をお受けになる方も徐々に増加傾向を認めます。人生最後の時期をご本人は勿論のこと、ご家族も安心してご相談頂けるように、職員一同なお一層の努力を続けるつもりでおります。

施設長:水野和子